ほっと一息 ♪ Cappuccio イタリア・フィレンツェ伝統工芸

イタリアと日本を行き来。革と紙を使ったフィレンツェの伝統工芸である製本・装丁に魅せられ☆日々、修業と制作に打ち込むMisuzuのブログ
by bella_serenita
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手づくり市への参加 -AMULETさんにて-

神田神保町のアンティーク雑貨のShopとカフェであるAMULETさんの
手づくり市の参加をしてきました。

当日はお天気が良かったからかな?!とても多くの方がお店を訪れたり、お店前の道の往来も途切れることなくといカンジがしました。

今回、初めて対面式での販売でしたので
どんなことになるかワクワクしていた反面、とっても緊張しました。

一目みてカワイイー・綺麗!と言ってくださる方。

ハリーポッターの本だっ!とズバリと意見を言うお子様方。
その指さしされた本は、『ハリー』と命名しました

手に取って、上から下から斜めから丹念に見て下さる方。

様々な反応が見れて、とっても充実した1日でした。

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風がちょっと吹き抜ける寒さがあったのですが、お店の外のテーブルに場所を選ばせて頂きました。
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Amuletのスタッフの方々もストーブを用意してくださったり、暖かい紅茶を出して下さったりと、とても親切でふんわりした良い雰囲気のあるお店でした。

そして、今回の手づくり市に参加されていたアーティストに方々。
どれ1つ見ても、同じジャンルが重なることがなく、手づくりらしい暖かさと個性の輝く作品でした。
また、初対面のアーティストさん達とお話出来たのも貴重な体験でした。


お花とレースをあしらったアクセサリーと歯車モチーフが
お好きというcressonさん。

ステッチ刺繍がキラリと素敵なブックカバーやポーチを作られている
Bamboboさん。

アンティーク調のアクセサリーを
制作されているyukinoiroさん。

充実した1日を過ごせました。

また、こういう機会があったら是非参加してみたいな❤
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by bella_serenita | 2010-12-14 15:04 | Galleria & Shop

12日にイベント参加します!

今週末の12月12日日曜日に
1日のみですが、イベントに参加します。

神田神保町にあるカフェとギャラリーショップのある
AMULET アミュレット さん


今回初参加なので、ドキドキしています。
実際に私の作品を手にとって見て頂ければと思っておりますので、
是非、足をお運びください。


東京都千代田区神田神保町1-18-10 三光ビル
03-5283-7047


お待ちしております❤
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by bella_serenita | 2010-12-06 13:49 | Galleria & Shop

作品 -Numero 12- 牛革+マーブル紙

これまでに何度か作成した「牛革+マーブル紙」のスタンダードなタイプを再度、制作。

大好きなブルーグレーの牛革にピンクと青を基調としたマーブル紙での仕上げ。
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中表紙は、表紙のマーブル紙に使用されている色の1つの桜色で揃えました。
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最近は、中身のノート部分を方眼紙にすることが多かったのですが、
久々、ブランクノートにしました。
だたし、色はカスタードクリームのような薄い黄色に。

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寸法
縦20.5cm x 横15cm x 厚さ1.8cm
ブランクノート総168ページ
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by bella_serenita | 2010-09-10 11:03 | 作品

作品 -Numero 10- 総マーブル紙仕上げ

ピンクを基調としたポップカラーのマーブル紙を全面に使用して製本してみました。

このマーブル紙は、フィレンツェ市内で私が気に入って購入したもの。

いままで紹介したタイプは、落ち着いたグラデーションでしたが、
今回使用分は、ちょっと現代っぽい??!!カンジのもの。

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表紙がポップカラーなので、中表紙は落ち着いたミッドナイトブルーに。
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もちろん、便利な栞もつけて。
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表紙のマーブル紙に使用されているピーコックグリーンで合わせました。

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寸法
縦16.5cm x 横10.5cm x 厚さ1.2cm
方眼紙ノート176ページ
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by bella_serenita | 2010-09-07 13:11 | 作品

作品 -Numero 7- 総革仕上げ

マーブル紙や土台となる厚紙を一切使用していない
総革仕上げ
での製本してみました。

私のお師匠様であるエンリコが、とあるMercato(市場)で見つけた、
中世時代の古い本をヒントにデザインしたもの。

当初、エンリコがこの本を見つけた時は、
どのような作りになっているのか
分からなかったそうです。

試行錯誤の後、その構造が判明し、
エンリコが現代風にデザインしたものを私が作成しました⇊
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前述通り、使用している素材は
牛革のみ

開いた時に、表紙の内側に見えるのは、
土台ではなく、中表紙です。
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⇈ ⇊ 留め紐となる革紐は、同じ1枚革からひも状に切りだしたものを使用。
閉じる際に、2巻します。
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今まで紹介した作品には、土台となる厚紙を中にいれていました。
しかし、
何度も記述したように、今回は牛革のみの使用のため、
かなり厚手の革を使っています。
⇊ 厚さ 3mm
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適度な硬さと柔軟性を持ちあわています。

この作品を制作するにあたっての苦労した部分は、
下の2つの写真の赤い矢印部分にあるような
縁取りデザインのために、溝をつける工程でした。
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この溝を入れるためには、
鉄の型を火であぶり、熱くなったところを、
革に押し付けて真っすぐ・均等に線を入れます。

熱による革の加工のため、
絶対に失敗が出来ない
この作品作りの中で
最も、緊張する瞬間です。

この本は、1素材のみ使用により
とてもシンプルなのですが、
重厚感があり見栄えが良いですね。
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寸法: 縦13cm x 横10.5cm x 厚さ 2.5cm
留め紐: 53cm
無地ノート: 256ページ
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by bella_serenita | 2010-08-31 14:20 | 作品

作品 -Numero 4b- 2つ目の工房に弟子入りして…

引き続き、オメロの工房で制作した作品です。

前回紹介した作品と同時進行でつくりました。

今回は、革製でもマーブル紙製でもないのです。
初めての『布製』です。

使用したのは、
麻布 (lino)。

前回同様、1つの素材のみを使っておりますので、
見た目もとってもシンプル。

革やマーブル紙を使用したものより
グッとカジュアル感
が出ますね。
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⇊ 背表紙もシンプルな仕上げをしています。
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表紙が布だと、
糊(colla: 製本用に特殊な糊と小麦粉を溶いたものを使用)
が布の中まで浸み込んでしまうため、布地の中に別の紙を付けています。

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ぱっと見は、シンプルですが、
制作段階は、伝統的な製本方法を駆使しています。

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⇈ 全く同じ寸法の本なのに、
表紙の素材の違いで随分と見た目の印象が変わります。

用途目的毎に使い分けも出来ますね☆
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by bella_serenita | 2010-08-19 14:51 | 作品

作品 -Numero 4a- 2つ目の工房に弟子入りして…

製本修業を開始してから、益々その魅力☆にどっぷりとハマり
「毎日制作をしたい!もっと実践を重ねたい!」
という気持ちが募ってきました。

そんな折に、新たに別の工房での勉強が出来る機会に恵まれました。

今回の作品は、その工房での作品となります。

こちらの工房のマエストロは、
オメロ・ベンヴェヌーティ (Omero Benvenuti)氏。
やはり、職人街であるサント・スピリト(S.Spirito)地区に工房を構えております。

基本的な技法は、エンリコの工房で勉強したものと同じですが、
作品毎にちょっとした作成方法が異なります。

別の職人さんの作品制作方法を知ることで
製本作りを様々な側面を知ることが出来、良い勉強になると思います。

肝心な製本ですが、
今回は、革を一切使用していない
総マーブル紙での作成⇊
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実はこの時、オメロの工房では2種類の作品を同時作成しました。
これは、その中の1つ。

さて、前述の作成方法の異なる部分とは…?

表紙の内側に中身となるノート部分の1ページ目を貼り付けている。
中表紙を別紙で付けない。(写真だと白いので、ちょっと分かりにくいのですが。) 

これは、貼り付ける際の糊に水分が含まれており、時間の経過とともに表紙が反れないようにするため。

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背表紙も一切の飾りを付けない、いたってシンプルなデザイン。
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⇈ 繊細な柄のマーブル紙。
この柄は、マーブル紙としてはスタンダードなものです。

一見、ポップな見た目ですが、
白⇒グレー⇒ベージュ⇒薄茶
の同系色によるグラデーションがとても綺麗ですよね。

今まで制作した作品と比べると、ちょっと大きめのサイズです。
B5くらいかな。とても機能的です。

1つの素材のみ(マーブル紙のみ)での作成は、今回初めてでした。
ちょっぴり、新鮮♪

次回は、同時進行で作成したもう1つの作品をご紹介します。

Legatoria La Carta di Arielle Bénozio e Omero Benvenuti
Via Romana 58/R
50125, Firenze

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by bella_serenita | 2010-08-18 13:22 | 作品

作品 -Numero 3- マエストロのオリジナル☆デザイン

早くも、マエストロに弟子入りしてから3つ目の制作品です。

今回制作の『本』は、私のマエストロ(お師匠様)の
オリジナルデザイン
となります。

『製本』は、フィレンツェの伝統工芸。
ですから、フィレンツェ中に多数の工房が
ひしめき合っています。

その中にあって、
マエストロであるエンリコ・ジャンニーニ(Enrico Giannini)氏は、
様々なオリジナルデザインの作品を産出し、
その多くのデザインを
多くの他の工房が
見習い、制作することもあるのです。

⇊ まるで孔雀の羽根のようなデザインのマーブル紙。エンリコの手によるもの。
とっても繊細な柄ですよね。同系色のグラデーションがシックです。
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私も早くこの様に職人技が輝る、マーブル紙を作れるようになりたいなぁ...。
マーブル紙については、また別の機会にご紹介する予定です。

⇊ これまでの2つの作品との相違点
閉じ紐が付いている。
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鍵ではないので、秘密の日記帳(!!??)に使用...
という訳には行かないのですが。。。

革紐を使用していますが、
素材を変えることにより、見た目の印象もガラリと変わります。
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この革紐もちゃんと私が細く切り出しています。


今回のような製本のデザインを
私のマエストロのエンリコが
考えた目的は...

コストを下げつつも、
伝統工芸技術も用いて、
良いデザインの物を制作するため。

では、どこでコストを下げているのか?
その1: 今回は、角に補強用(デザイン性もあり)の革を貼り付けていない。
その2: 更に、背表紙の飾りを付けていない。
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このタイプの背表紙に使用する革は、薄くする必要性が無いため
革を削ぐ作業が不要となるのです。

この革を削ぐ作業は、
マエストロからの際に
「まだ、教えるには早い!」
と言われた、例の難しい作業です。

今回は、厚い革の使用のため、
背表紙の骨と言いますか芯となる紙を入れないのです。
その分、かなりの厚手の革を使用しています。

手仕事/ハンドメイド(fatto a mano)物は、やはりパーツが多くなると
その分手間も時間もかかるのです。

この革の色(濃い青)、とても綺麗でしょう-☆
日本では、なかなか見かけないような気がします。

もし、ご存知の方や見かけたことのある方がいらっしゃいましたら、
教えて下さい(ペコリ)。

実は今回は、ちょっと失敗談があります。
背表紙と中のノート部分の紙をくっつける時点で
スペースの取りが足りず、
本を開くと
キツイのです。

この事を糧に、
次回以降は、同じ失敗をしないように
成長し続けます!!(失敗はやはり成功のもと)
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by bella_serenita | 2010-08-09 18:02 | 作品


BOTTEGA CAMPANELLA
こちらのブログで紹介の作品やサイズ・色を変えた製本のオーダーを受け付けています。また、古くなってしまった大切なアルバムや本のカバーを革のカバーに付け替えてみませんか。

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