ほっと一息 ♪ Cappuccio イタリア・フィレンツェ伝統工芸

イタリアと日本を行き来。革と紙を使ったフィレンツェの伝統工芸である製本・装丁に魅せられ☆日々、修業と制作に打ち込むMisuzuのブログ
by bella_serenita
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

タグ:イタリア フィレンツェ ( 63 ) タグの人気記事

フィレンツェでの買い付け:マーブル紙&デザインペーパー No.1

フィレンツェに居るので、いろいろな紙のお店に頻繁に足を運んでます。

今回、購入したマーブル紙とデザインペーパーをコチラでご紹介します。

以前の滞在時よりお気に入りの近くの1軒。

ショーウィンドーに飾られていたデスク周りの小物に使用されていた
緑色のマーブル紙に目が釘つけ。
すぐにお店に入って、その旨を伝えたところ…

なんと、前日にイタリア女性が1人でこのデザインのマーブル紙を10枚も購入していって、在庫が1枚のみ…との回答が。
何でも、大学卒業記念用のフォト・アルバムを作るためだとか。

唯一残っていた1枚の緑マーブル紙―お店の方曰く、
インクの染みが目立つから、急がないのなら1週間待てば工房から新たに送られてくるとの話が…。
それならば、と緑マーブル紙は1週間待つ事にしました。

でも、他のマーブル紙やデザインペーパーも多く置いてあったため、
「ゆっくり見ていてイイわよぉ~」と。
棚になってしまわれている紙を全段見させて頂きました。

そして、気に入って購入したのが以下の2種類。

フィレンツェで頻繁に目にするマーブル紙柄の1つ。
色の配色がとっても綺麗な暖色系 (茶~オレンジ色) のため購入。
b0193401_22334613.jpg


b0193401_2234241.jpg


↕1枚めのマーブル紙をマクロ撮影したもの

b0193401_22341646.jpg


⇊こちらは、木版を使って2色刷りをしたデザインペーパー。
浮世絵を摺る時のように、1色目を摺った後、紙を木版にきっちり合わせて2色目を摺るそうです。
これには、高度な技術が必要です
b0193401_22343161.jpg


カットして使えるように、絵柄もさりげなく分割出来るデザインになっています。

⇊上記のデザイン・ペーパーの1箇所をマクロ撮影したものです。
b0193401_22344566.jpg


そして、1週間待った後に手に入れた緑色のマーブル紙。
お店の方も覚えてくださっていて、親切に店の外の陽の光の下で見せて頂きました。
お店の中は黄色系の電飾を使用のため、実際の色と異なってしまうため。

墨流しのような柄が大変気に入ってます。
b0193401_22433135.jpg


⇊上記マーブル紙をマクロ撮影したもの。
b0193401_22435141.jpg


この時に同時に工房から送られてきていた、同じ柄の白・銀・金色を使用したマーブル紙。
b0193401_2244640.jpg


b0193401_22441828.jpg


マーブル紙は手作業による製作のため&色やデザインが同じものでも一度の製作で1枚しか作れない、2枚として同じものは出来ない唯一無二の物なので、とっても魅かれます。

今後も買い付け次第、コチラでアップしていきます☆
[PR]
by bella_serenita | 2011-02-27 22:54 | マーブル紙

ポンテ・ヴェッキオ:Ponte Vecchio

久々のフィレンツェの風景紹介です。

職人Misuzuより早くフィレンツェ入りをしているHより…

フィレンツェを訪れたら誰もが必ず訪れる場所の1つが今回のテーマ。

ポンテ・ヴェッキオ

日本語に訳すと"古い橋"

フィレンツェを横断して流れるアルノ川にかかっている橋です。

その名の通り、ローマ時代に建設されたとっても歴史ある建造物です。
でも、今日において"古い橋"とい名はしっくりするけど、
建設された当時からこの名前だったのかしら?
疑問…。

幾度かの洪水で破壊され、現在私たちが目にしているのは、1345年に再建されたものだということ。

橋の上は数多くの宝飾店が軒を連ね、多くの観光客(ほとんどが冷やかし客)で賑わっています。

私自身、これらのお店で1度も品物を購入したことがありません…。
友人のオペラ歌手が舞台用に購入するので ― と、誘われたのをいい事に付いてお店の中に入ったことはあるのですが…
お店から望むアルノ川の景色は、一味違うものがありました。

⇊向かって左がアルノ川右岸地域。
b0193401_6425474.jpg


以前にコチラのBLOGでも紹介したDuomoやイノシシ像がある地域です。

右側はOltrarno (オルトラルノ)と呼ばれる、アルノ川左岸地域。

⇊1枚目の写真とは、反対側を写したもの。
b0193401_6451284.jpg


⇊ポンテ・ヴェッキオから下流側に1つお隣の
サンタ・トリニタ橋(Ponte Santa Trinità)が見えます。
b0193401_6443087.jpg


⇊一方こちらは、上流側に1つお隣のアッレ・グラッツィエ橋(Ponte Alle Grazie)
右奥に小さく写っているのがそうです。
b0193401_6445980.jpg


⇊真横から見たポンテ・ヴェッキオ。
橋と言うより、住居の様に見えますね。
b0193401_6435134.jpg


⇊カヌーの学校があり、こうやって練習 (?!) している所を頻繁に見かけます。
b0193401_64429.jpg


b0193401_6441577.jpg


⇊ポンテ・ヴェッキオの上。
ウィンドー・ショッピングにもってこいです。
でも、目に毒。
なんとか買えそうな小物から途方もない値段の物が数多く並んでます。
b0193401_6431530.jpg


b0193401_643351.jpg





[PR]
by bella_serenita | 2011-02-26 07:31 | フィレンツェの風景

オーダー制作品の納期変更について

いつもコチラのブログに遊びに来て下さっている方、ありがとうございます。

製本・装丁の制作者であるMisuzuの渡伊にともない、
ご注文による製本・装丁本の納期が変更となります。

今まで、日本国内での製作・発送のため、最大3週間の
お時間を頂いておりましたが、
2月23日以降の御注文の場合、発送完了まで最大8週間に変更致します。

海外発送となりますので、商品の到着に多少の日にちの前後が生じる場合がありますが、予めご了承ください。
発送の際は、必ずオンラインでの追跡可能な発送方法を取らせて頂きます。

フィレンツェの伝統工芸であるマーブル紙やデザイン紙を新たに仕入れて使用していきますので楽しみにして下さい。

コチラのブログにも随時アップしますので、ご覧になって下さい。
[PR]
by bella_serenita | 2011-02-22 19:19 | お知らせ

作品 -Numero 33- Favorite Combination

以前にも紹介したマーブル紙と革のコンビネーションによる作品。
お気に入りのデザイン柄だから、どうしても同じ革と組み合わせて使ってしまうんです。

モスグリーンに銀色をのせたマーブル紙に薄茶の牛革を使用。
革は触ると色が変わる、ざらっとしたタイプ。

b0193401_2351422.jpg


b0193401_2353414.jpg


b0193401_2355050.jpg


b0193401_244246.jpg

[PR]
by bella_serenita | 2011-02-14 02:50 | 作品

表参道WANOMAさんでの展示・販売の終了

この数カ月、表参道のWANOMAさんにて
展示・販売をしておりましたが、
1月31日をもちまして終了致しました。
とっても素敵な展示空間で、スタッフの方も穏やかな方です。
また、機会がありましたら展示をお願いしたいと思ってます。

今後、再度イタリアに滞在して工房にて製本・装丁の技術向上のための勉強を行います。
また、書籍の修復についても学んでいきたいと思っているところです。

滞在中も作品を作り続け、
こちらのBLOGにて少しづつですがアップしていく予定ですので、
皆様、お時間がある時に
遊びに来て下さい。

製本・装丁のオーダーは、変わらず受け付けております。
ただ、イタリアからの発送となりますので配送時間が多少かかってしまうこともあります。

現在までに頂いておりますご注文分につきましては、日本国内からの発送となります。
[PR]
by bella_serenita | 2011-02-01 17:34 | Galleria & Shop

巡り合い

新年あけましておめでとうございます。
Felice Anno Nuovo 2011!!


年が明けてからもう3週間近く経ってしまいました…。

今年1番のブログは、
昨年のAmuletさんで1日展示・販売をした際に起きた、
とっても素敵な出会いとその後についてです。

前回の記事に記載しましたが、神田のAmuletさんの店先(外!!)にて、
作品を展示させて頂いたかいがあり、
とても沢山の方々(通行人を含めて)に私の作品を見てもらえるというチャンスがありました。

そんな中、とても素敵な女性(この記事のタイトルとなる素敵な巡り合い)となるNさんがいらして、
作品を見てくれたのです。

ちょっとした製本・装丁の説明をした後に、何と
所有されている古い書籍等に装丁が出来るのか…とご相談を受けました。

実物を見てみないと…という前提でしたが、簡単なお話をした後1度お帰りに。

その後、
なんと手渡ししておいた紹介カードに記載している私のBlogを見てから、
再度来店して頂いたのです❤
それだけで、嬉しいー!!

その際に、作品を1つ購入もされました。
ありがとうございます。

素敵な巡り合いとは、

翌日にBOTTEGA CAMPANELLAのメールをチェックしますと、
そのNさんから大変丁寧なメールを頂きました。

なんと、店頭で話した書籍と楽譜の修復と装丁依頼です。

フランスの音楽と文学に携わっているということで、書籍も楽譜もフランスのものなんです。
それも、Nさんの恩師から譲りうけたり、フランスで購入されたりと
とても貴重な品。
年数も80年程経っている、まさにアンティークです。

このような素晴らしい品を、私が扱っていいのか??!! という、気持ちが1番に…

ただ、製本と装丁または、辞書などの表紙の張り替えを行ってきたわたしは、
修復(これ以上劣化を防ぐための作業や破損部分の修理)は、
まだ勉強しておらず。
このことを、正直にお伝えしました。

そしてその際に、この春に製本・装丁技術向上と修復の勉強のために
渡伊の予定である私は、
1つ提案をさせていただきました。
マエストロに実際に見て頂こうということ。

そして、なんとその提案を快諾してくださったのです。
本当に心から感謝の気持ちがいっぱいです。

詳しくお話を伺うのと、実物を見せて頂くために年末のお忙しい中、お時間を頂いてNさんと会いました。
そこで、どういう方向性で修復と装丁を行うのかを話ました。

長期間お預かりしてしまうのと、まだ勉強中である私にこの様な素晴らしい機会を与えて下さったNさんの期待に出来るだけ沿えるよう、精進していく気持ちを改めて固めたところです。

b0193401_147829.jpg


b0193401_1471593.jpg


b0193401_1473232.jpg


b0193401_1474257.jpg


初めて見る、なんと袋とじになっている書籍。袋を開かないと読めないのです…
理由は、不明。
b0193401_147542.jpg

フィレンツェへ戻った際に、マエストロに聞いてみます。
ただ、フランスとイタリアだと製本方法に違いがあるかもしれないのですが…。

こちらの書籍と楽譜の修復・装丁経過については、またいずれご紹介したいと思います。


Nさんのブログ



*ご依頼主のNさんの承諾を得て、記事と写真を掲載しています。
[PR]
by bella_serenita | 2011-01-19 14:22 | 素敵なこと

作品 -Numero 32- 牛革+コットン布

初の牛革とコットン布を合わせた作品を作りました。
実際、何度か試作をしたのですが、革と布の合わせ部分の薄さの調整が思った以上に難航。
何度目かの挑戦で何とかブログ上にも載せられる作品になりました。

b0193401_1423963.jpg


中表紙は以前に同じコットン布を使った時に評判の良かった
真っ赤なカラーペーパーを使用。
b0193401_14322.jpg

表紙を開いた時に一瞬ベルベット生地に見える(ちょっと大げさかなぁ?)。
でも、実際色々な方から同じような感想を頂いたので、
今回も使用してみました。

b0193401_1462427.jpg

中身は、これも今回初のクラフトペーパーを使用。
ちょっとしたトラベルノート風になり、雰囲気がでます☆

b0193401_1485510.jpg

背表紙は、お決まりのデザイン!!
でも、今までとちょっと変えているのが、丸い曲線状で作っていたものを、
今回は、角を目立たせてカクカクしたカンジを出してみました。
(写真だと分かりずらいのですが。)

寸法
縦15cm x 横11.5cm x 厚さ1.5cm
クラフトペーパー256ページ
[PR]
by bella_serenita | 2010-12-05 14:15 | 作品

作品 -Numero 30&31- WANOMA クリスマス展 2010

ちょっとご無沙汰してしまいました。

12月17日から当ブログにて何度も紹介しております表参道の
Shop/Gallery WANOMAさんにて
WANOMA Christmas 2010 
の企画展に参加しています。

b0193401_13372137.jpg



この企画展のために制作した作品は2点。

ベージュ色の牛革を使用してます。いたってシンプル。
b0193401_1341391.jpg


中表紙にみどり1色のフィレンツェのシンボルジリオ(百合)の模様の
フィレンツェ産デザインペーパーを使用。
b0193401_13411783.jpg

表紙がシンプルなので、開いた時にちょっとしたインパクトを加えました。

Capitello(頂帯)は、中表紙の緑色に合わせて緑の革を使用。
b0193401_13413061.jpg


栞の先にタッセルをつけました。クリスマスらしく、赤と緑の配色に。
b0193401_13413990.jpg


黒い牛革と薄茶~濃い茶色にグラデーションされたデザインペーパーでの装丁。
b0193401_1341521.jpg

黒革の留め紐を使用。

b0193401_1342226.jpg


b0193401_13421186.jpg


b0193401_13422217.jpg


このクリスマス展は、11月17日から12月25日まで行っております。

是非、足を運ばれて直接作品を見て頂けたら
と、思ってます。
[PR]
by bella_serenita | 2010-11-22 13:51 | 作品

作品 -Numero 27- シンプルさの中にもこだわり有り

以前にも使用したフィレンツェ市のシンボルである百合(Giglio)柄のデザインペーパーを使っての装丁。


b0193401_1581480.jpg


b0193401_1583054.jpg


b0193401_158449.jpg

中表紙は、オリーブ色にしました。

タイトルにあるシンプルだけど、『こだわり』とは…

b0193401_1585849.jpg

表紙と背表紙の中板として使用している厚紙の厚さを変え、
その間に程良い隙間を作ることにより、
⇈ ⇊ この様な段差が出来るのです。
そして、この段差があることで
表紙の開きが良くなり、ノートの書き込みの際に表紙が邪魔をすることなく使用出来ます。
b0193401_159746.jpg


ちょっとした事だけど、見た目もぐぅ~んっと
立派になるでしょう??!!

寸法:
縦16cm x 横11cm x 厚さ1.5cm
ブランクカラーペーパー156ページ
[PR]
by bella_serenita | 2010-11-01 15:18 | 作品

作品 -Numero 26- 結婚のお祝い

つい先日、フィレンツェでの友人であるTさんとイタリア人の旦那様となったAさんの結婚式がありました。

長年お付き合いされてきた2人の新たなる門出になれば。。。

と思い、お祝いに手づくりの品を贈ろうと式から遡ること数カ月前から考えていて、

やはりアルバムがイイという結論に達して、今回作成完了しました。

通常の製本技術と変わりなく、
も込めて。

様々なマーブル柄から、この柄を選びました。
モスグリーンにグレーと銀色を上手く配合されていて、最後に銀粉がふり掛けてあります。
おめでたいイメージに。

b0193401_16545086.jpg

ちょっと、くすんだ茶色の牛革を背表紙に使用。
もちろん、王道のデザインを入れてます。

b0193401_1655294.jpg

なかのアルバム台紙は、透明のフィルムをピリピリ剥がして使うタイプ。
製本の際に、イタリアではギロチン(怖っ!)と呼ばれている、いわゆる紙を切る台で、サイズを整えました。

b0193401_16551117.jpg


b0193401_16552154.jpg


b0193401_16553081.jpg


新郎・新婦を始め、式に列席された方々からも大絶賛のお声を頂きました。
普段、フィレンツェで目にしているであろうイタリア人にも評判が良く、構想を練って作ったかいがありました。
実際とても嬉しいです
[PR]
by bella_serenita | 2010-10-29 17:11 | 作品


BOTTEGA CAMPANELLA
こちらのブログで紹介の作品やサイズ・色を変えた製本のオーダーを受け付けています。また、古くなってしまった大切なアルバムや本のカバーを革のカバーに付け替えてみませんか。

検索
最新の記事
展示会2013開催決定:京都..
at 2013-03-29 06:01
2013年版 スケジュール帳
at 2013-03-25 00:11
祝!開店*Online Sh..
at 2013-03-12 05:56
装幀タイプ
at 2013-01-13 23:53
Pinterestも開始しました
at 2013-01-06 20:10
以前の記事
カテゴリ
タグ
記事ランキング
外部リンク
その他のジャンル
画像一覧