ほっと一息 ♪ Cappuccio イタリア・フィレンツェ伝統工芸

イタリアと日本を行き来。革と紙を使ったフィレンツェの伝統工芸である製本・装丁に魅せられ☆日々、修業と制作に打ち込むMisuzuのブログ
by bella_serenita

2010年 09月 23日 ( 1 )

作品 -Numero 17- Capitelloを縫い上げる

1つ製本を完成させるために、様々な工程があります。
この作品はその工程の中において、マエストロでさえも難しいと口にするCapitello(本の背の上下両端の頂帯)を縫い上げるのを重点的に修業したもの。

今までに幾度となく紹介してきた、スタンダードなタイプの装丁。
赤こげ茶の牛革に孔雀の羽根模様のようなマーブル紙。

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中表紙は、別紙にせずに表紙と同じマーブル紙を使用。

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牛革もマーブル紙との接合部分を考慮して、極限まで薄く削ぐ。

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今回の課題とした、Capitelloを2色の糸で一針づつ縫い上げました。
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以前にも記述しましたが、マエストロでさえ難しくて好きになれないこのCapitelloを縫う工程を私は結構気に入ってます。
しかも、御墨付き♪
小さな作業を黙々と行うのも性に合っているみたい。

製本最後の工程は、熱した鉄のコテでの革の模様付け。
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この作業、革を本に貼る前にはやらないんです。革だけの段階で先に模様をいれると、装丁した時点でデザインがずれてしまう可能性がある。
そして
装丁後の全体のバランスを見てから行う必要があるため。

この作業は、何度やってもやはりやはり緊張の連続 ふぅーっ
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by bella_serenita | 2010-09-23 11:52 | 作品


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